東日本不動産流通機構は10日、7月の不動産流通市場動向をまとめた。首都圏中古マンションは、成約件数は前年同月比13.6%増の3190件で、3カ月ぶりに前年同月を上回った。成約m2単価は47.33万円(4.7%増)、成約価格は2999万円(4.5%増)で、ともに43カ月連続の前年同月比増。
首都圏中古マンションの新規登録件数は1万6174件(9.1%増)で19カ月連続の増加。在庫は4万1638件(18.0%増)で14カ月連続増かつ11カ月連続の2ケタ増となった。
エリア別の成約件数は、東京都区部1289件(13.1%増)、東京都多摩303件(14.3%増)、神奈川県横浜市・川崎市587件(8.5%増)、神奈川県他212件(7.1%増)、埼玉県383件(17.8%増)、千葉県416件(22.7%増)。
中古戸建ては成約件数1205件(20.1%)、成約価格は3カ月ぶりの上昇で3068万円(5.2%増)だった。
(提供:日刊不動産経済通信)