9月の中古マンション価格、首都圏は9ヵ月連続上昇、東京カンテイ

(株)東京カンテイは10月25日、2016年9月度「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。

 

集計方法は同社のデータベースに登録された中古マンションの“売り希望価格”を行政区単位に集計・算出し、70平米に換算。対象はファミリータイプのみ(専有面積30平米未満の住戸、事務所・店舗用は集計から除外)。

 

それによると、9月の首都圏中古マンション価格は、前月比+0.3%の3,530万円と9ヵ月連続の上昇となった。都県別では、東京都は-0.1%の4,805万円、神奈川県は+0.5%の2,723万円、埼玉県は+0.1%の2,075万円。千葉県では千葉市や浦安市で2%~3%程度の価格上昇を記録した影響もあり、県平均は+2.3%の1,889万円と3ヵ月ぶりに上昇した。

 

近畿圏平均は前月比+1.1%の2,075万円と4ヵ月連続で上昇。大阪府では大阪市を除くほとんどの主要エリアで強含んだことから、府平均は+0.8%の2,266万円と6月以降は上昇傾向で推移している。一方、兵庫県では-0.4%の1,787万円と引き続き下落。

 

中部圏平均は前月比+1.2%の1,664万円と引き続きプラス、愛知県では+1.2%の1,785万円と、5ヵ月連続上昇した。

 

ニュース情報元:(株)東京カンテイ