インドネシアで1,256戸の大規模タワーM

東急不動産(株)は12日、同社の現地子会社である東急不動産インドネシア社が、インドネシア共和国ジャカルタ郊外で開発を進めている分譲マンション事業「BRANZ BSD」(総戸数約3,000戸)の第1期事業「BRANZ BSD 藍」(総戸数1,256戸)が上棟したと発表した。

 

同開発は、三菱商事(株)と共同で進めている大規模プロジェクト。商業施設、学術機関など多くの施設が近年開業し、開発が急速に進んでいるジャカルタ郊外のブミ・スルポン・ダマ地区(以下、BSD地区)に立地。街区全体のコンセプトを「The Living Colors of Nature~暮らしに彩りを~」とし、BSD地区の住環境やインドネシアの気候・風土に調和したスマートレジデンスとして開発を進めている。

 

「BRANZ BSD藍」は、敷地面積約1万6,000平方メートル。3棟で構成。スタイリッシュな外観を演出するとともに、熱帯の強い日差しをやわらげるため、遮熱性能の高いLow-Eガラスを採用する。全住戸にLED照明を標準仕様とし、環境負荷の低減を図る。HEMSを導入することでエネルギーを見える化。居住者に環境配慮行動を促す仕組みづくりを実施する。また、キッチンにはビルトイン浄水器を設置するほか、セキュリティシステムや玄関ドアにディンプルキーを導入するなど安全性も確保する。そのほか、ライブラリー&ラウンジ、屋内・屋外スイミングプール、スパ&マッサージ、バー、ゲームラウンジ、キッズルーム、ビジネスセンターなど多彩な共用施設を擁する。

 

竣工は2018年の予定。