首都圏既存マンション価格、6ヵ月連続上昇

 (株)東京カンテイは24日、2021年2月の三大都市圏における中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。  

 

首都圏の既存マンション価格は3,892万円(前月比0.8%上昇)と、6ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が5,457万円(同0.6%上昇)と8ヵ月連続の上昇。埼玉県は2,380万円(同0.9%上昇)と、20年11月以来の上昇傾向を維持。神奈川県は2,954万円(同1.1%上昇)、千葉県は2,187万円(同1.2%上昇)と、共に1%以上のプラスとなった。1都3県すべてでプラスとなったのは3ヵ月ぶり。  

 

近畿圏は主要エリアが揃って上昇したため、2,518万円(同0.7%上昇)と上昇率を拡大した。大阪府は2,704万円(同1.3%上昇)と反転上昇し、20年12月に記録した直近の最高値(2,687万円)を上回った。兵庫県は2,213万円(同0.1%上昇)。  

 

中部圏は1,969万円(同0.9%上昇)。愛知県は2,096万円(同0.8%上昇)と4ヵ月連続で上昇した。